■用語集
小型のベーゴマ(金属製)の上にオプションプレートとフィギュアをセットしたスピナーと呼ばれる物をシューターにセットして高速回転させて、戦い合わせる子供達の間で大ヒットしている玩具。ルールはいたって簡単。相手より長く回転していれば勝ち。フィールドから出てしまうと失格になる。オプションプレートには多種多様な能力の物があり、オプションプレートの選択、改造等の戦略的部分が勝利への道として子供達を魅了する。
2001年4月から「逆転スピナーＸ」のタイトルでアニメがスタートしている。この“Ｘ”は“エックス”もしくは“カケル(主人公の名前)”と呼ばせる。放送は毎週日曜日の朝7時から。機動戦隊バトルレンジャーの直前の時間帯に放送されている。物語は主人公の11歳の熱血少年、翔(かける)が謎の博士から試作タイプのスピナー・マッハトルネーダーを託される。マッハトルネーダーに隠された秘密に翻弄されつつ、翔は幼馴染で、ルミナスクルーラの鈴(りん)という少女と、最大のライバルであり、戦いを通じて友情を深めていく天才少年、アクアスクリューを駆る湊(みなと)と３人で逆転スピナー全国大会制覇を目指していく。
４クール放送して全国制覇を果たし、また好評だった為、番組の延長が決定。世界大会編へ突入するも、どんどん悪乗りしたように派手になっていくスピナーのバトル演出が玩具とかけ離れすぎてきて、人気は下降線を辿り、延長後２クールで打ち切りになってしまい、玩具販売も終了し、逆転スピナーは忘れ去られていく。
MG社から発売されている逆転スピナー・スピナーギアシリーズ第1弾。アニメで主人公の翔が使用するスピナー。風の属性を持っているスピナー。スピードを生かした斬撃を得意とする。わかば世界では亮介をはじめ、多くの子供達が使用している。また、後に同じ風のスピナーとしてハイトルネーダー(第5弾)が発売されている。
MG社から発売されている逆転スピナー・スピナーギアシリーズ第1弾。アニメで主人公のライバル湊が使用するスピナー。水の属性を持っているスピナー。水の如く変幻自在に回転数を操り、トリッキーな戦法を得意とする。わかば世界では勇太をはじめ、多くの子供達が使用している。
MG社から発売されている逆転スピナー・スピナーギアシリーズ第3弾。アニメで主人公が大会中で出会うライバルが使用するスピナー。風の属性を持っているスピナー。２本の軟質樹脂の触覚を持っており、これを鞭の様に使い攻撃が出来る。
MG社から発売されている逆転スピナー・スピナーギアシリーズ第2弾。アニメのヒロイン鈴が使用するスピナー。光の属性を持っている最軽量スピナー。後に同じ光のスピナーとしてフォトンクルーラー(第4弾)が発売されている。
MG社から発売されている逆転スピナー・スピナーギアシリーズ第2弾。アニメで主人公が大会中で出会うライバルが使用するスピナー。地の属性を持っているスピード重視のスピナー。一撃必殺の短期決戦に向いている。わかば世界ではかえでが何気なく使っている。