■設定資料

レインボータップ(れいんぼーたっぷ)

 おジャ魔女りんく本編の時代から約10年前に、発明家魔女マジョツクシと彼女の結成した若手発明家魔女集団ブルーアイズにより開発された次世代タップ(当時)。従来のタップに比べコンパクトだが、非常に高性能。
 ペンダント型の水晶玉に鍵盤がついている。水晶部分はいろんなアイテムや魔法を収納する事ができ、鍵盤の音の組み合わせで取り出す事が出来る。
 標準搭載されている手袋型ポロン“アーチポロン”に致命的な欠陥が発売後すぐ、マジョツクシにより発見され、全てのレンボータップが回収され、魔女問屋地下倉庫に封印される事になる。その詳細について知る者は少ない。

アーチポロン(あーちぽろん)

 レインボータップに標準搭載されている手袋型ポロン。魔女見習い服の象徴色の手袋に水晶部と白いカバーがついた形になっている。カバーの端の音符状の飾り部分が魔法玉の充填口となっている。そこからカバーの内側に一本の筒状の物が通っていて、そこに魔法玉が合計7つ入るようになっている。筒の先は手首の水晶部分に直結していて、先頭の魔法玉が水晶内に入り込む形になって使用される。手首の水晶部の中には中心に魔法玉、そしてその周りに小さな水晶玉が6個配置されていて、魔法玉と小水晶の合計7つの光が七色の虹となって飛び出す。
 魔法はまず“いとまき”の様な、胸の前で両手をくるくる回す動作から始める。これにより次第に魔力が練られていき、手首の水晶部分が輝きだす。この状態で呪文を唱え、両手を前に突き出す事で、両手の水晶から虹色の光が飛び出し、やがて左右の光は繋がり虹の架け橋を描いた後に弾け、魔法が発動する。一見、手順が複雑で手間に思えるが、これには意味があり、それはこのポロン特有の特殊機能に繋がるのだが、その事を知る者は極めて少ない。
※画像はりんくモデル(黒)

凛々しく紅の様にいつも目立つ存在に…